子供が幼い頃、「これは虐待では…」と思うことをしていた自分をやっと受け入れるができました。
もともと電話が苦手なので、受ける前はドキドキしました。
でもINARIさんの優しい声に、いつか体の力を抜いていました。
お電話では、はっきり言うことができなかったのですが、上の子供が小さいころ、「これは虐待では」と思うことをしていました。
今でも、何故あの時あんなことをしたのか、と悔やみ、頭の中に当時の子供を思い浮かべながら、抱きしめたり、ごめんね、と伝えたりするのですが、後悔の念が消えないので。
これは私自身の問題ではないかと思い、カウンセリングを受けることにしました。
INARIさん、ありがとうございました。
私自身の子供の頃を思い、癒していただき、ハイヤーセルフの左上部分に居心地の良い場所を見つけていただいて、ほんわりと、心が温かくなりました。
その後、いつものようにお風呂を掃除していたら、突然、10年ほど前の出来事が頭に浮かびました。
まだ2歳ぐらい長男に向かって、激しく怒鳴り、すごく怯えて、初めは泣いていたのにもう、涙さえ怯えて出てこなくなり、小さく身を縮めている上の子に、さらに手をあげようとしている自分の姿でした。
今まで、思い出そうとしても、つらくて思い出すことのできなかった自分の姿です。
咄嗟に、目をそむけ、頭の中に浮かんでいる映像を遮断しようとしたのですが、ふと、映像の中の自分の後ろ姿に、さっきINARIさんに見せていただいた自分の子供の頃の姿が重なってみえました。
「私」は、大人の私の後ろで、激しく地団太を踏みながら、駄々をこねるようにして、
「私は全然楽しくなかったのに、つらくて笑えなかったのに、なんでこの子だけ幸せそうに笑うの。どうしてママは私を愛してくれないの!」と叫んでいます。
INARIさんには言えませんでしたが、私は上の子が小さいとき、虐待していました。
いつもではありませんが、時々、子供が幸せそうに笑うと無性にムカムカして、自分を抑えられず、怒鳴り、手を上げる事もありました。
そうして少しして激しく自己嫌悪に陥り、
「幸せなはずなのに、何故」
と、沢山の本を読みました。
その謎が、解けたように思います。
もちろん、どんな理由があろうとも、子供に手を上げた事実は消えるものではありません。
でも、つらかった自分を抱きしめて、やっと、前を向いて行けそうだと感じています。
長くなりました。
ごめんなさい。
本当に、ありがとうございました。