グリーン翡翠(ジェイド)は身につけていると不思議と気持ちが落ち着いてきて、穏やかになり、心身の浄化と癒しを感じることができる甘く、賢い聖者のような石です。
翡翠は、光と栄養をエネルギーに運び入れてくれます。揺れている心をなだめ、穏やかさを保ちながら内側からみなぎってくる強さで、周囲にも存在するだけでヒーリングのエネルギーを分け与えます。
その強力なヒーリング効果は、バランスのとれたハーモニーのあるエネルギーに、身につけた人を調整することから始まります。
1) アラスカへの一人旅
翡翠のピアスと出会ったのは、アラスカでオーロラが美しく見えることで知られている、フェアバンクスでした。
カリフォルニアに留学していた大学院の4年目の夏、夏休みはほとんどアルバイトをして過ごしました。
しかし、最後くらいは楽しく過ごしたいと、バイトで貯めたお金で、憧れのオーロラを見に、アラスカを旅することにしました。
アラスカで一番大きな都市であるアンカレッジまでは飛行機で行き、まずは南の方の街までレンタカーで行って、氷河を見るクルージングのツアーに参加しました。
車でアラスカの慣れない土地を緊張しながら走っている途中に、すでにかわいい熊が道路を横切ったのが見え、なごませてくれました。
「同じアメリカなのに、すぐ近くに野生動物がたくさんいて、自然がとても近い場所にあるなんてすごい!」と感じました。
きれいな海が見える海岸線を何時間も走ると、南の港町に到着。
荷物は車の中に置き、小さなフェリーに乗って氷河を見る日帰りツアーに参加することにしました。
フェリーが港を離れてから間もなく、可愛いラッコがお腹の上で貝を割って食べている様子が目に入り、とてもかわいくて写真に記録しました。
幼い頃に、池袋のサンシャイン水族館でラッコを見て喜んだのを思い出しました。あの時はビルの中のプールの中で泳いでいたラッコが、大自然の海の上でお腹を仰向けにして浮かんでいる様子を見ることができて感動しました。
氷河から溶けて行く水の量と、その上に優雅に飛び交う白い鳥の姿が印象的で覚えています。
初めて見た氷河の白と青い色のコントラストも美しかったです。
氷河に見とれていたら一人で旅していた若いアジア人女性が珍しかったのか、同じ年頃の女の人に写真を撮っても良いかと聞かれて写真を撮られたりもしました。
港に帰って来てから、お腹が空いていたので見えて来た中華料理屋さんに入り、辛いラーメンのようなものを注文しました。
寒い異国で、でてきた温かい辛いラーメンはとてもとても美味しかったのを覚えています。
料理を出してくださったアジア人のおばさん、どうしてアラスカに住み始めたかなどのお話を聞いて、心と体が共に温かくなりました。
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