とても親しくしていた友人に、サイキックの友人のカップルがいるから一緒に会いに行こうと誘われました。
ピザを焼いて呼ばれているので一緒に行こうということになり、彼女たちが住む家に二人で行くことになりました。
住みやすそうなこじんまりとした家に、とても優しそうで穏やかそうな女性カップルがいて、暖かく迎えてくれました。
4人で楽しくお話をして、そしてリーディングをはじめるというので、クリスタルの原石を持ち出して額にあてたりなどしてリーディングをはじめました。
「こうすると第3の目が開きやすくなるの」と言われ、不思議そうにその光景を見ていたのを思い出します。
乳製品も食べないべジタリアン(菜食主義)の彼女たちは、トマトソースに野菜を焼いてのせた美味しいピザをごちそうしてくれました。ピザにチーズがないことには驚きましたが、意外と美味しくてそのまま食べたのを覚えています。
それからかなりの年月が流れて、自分がクリスタルに関わるお仕事に就くなんて、思っても見ませんでした。
カリフォルニアは今もそうですが、スピリチュアルなことが盛んに行われている地域です。そのことを知るようになったのは、留学して3年目あたりの頃でした。
英語も流暢に話せるようになり、英語を学ぶというよりも、英語で色々なことを学び、現地の友人とも深い話ができるようになっていた時期です。
先ほどの友人に連れられて、初めてタロット占いをしてもらったのも同じような時期でした。
共通の友人と一緒に、ロサンジェルスのクリスタルショップに行って、そこでタロット占いとしてもらいに行くから一緒に行こうと誘われました。
友人がタロット占いをしてもらう間、私たちは隣のイタリア料理屋さんでランチを食べて待っていました。
私は占いには興味がなかったので待っているだけの予定だったのですが、他の友人が皆占ってもらっているので、試しに初めてのタロット占いにチャレンジすることにしました。
タロット占いをしてくれたパメラさんは、ネイティブ・アメリカンのスピリットにガイドをお願いすると言って、カラフルな鳥の羽をフワリと振りかざしお祈りをすると、タロットをテーブルクロスの上に一つ一つ並べて見せてくれました。
それらのタロットのカードを見て、現在の状況を教えてくれました。
そして、未来にはこうなるだろうというお話も伝えしてくれました。
その頃はあることで悩んでいたのですが、未来の予言は、嬉しいことが起こるとう予言でした。
そのようなことはそれまでに起こったことがなかったので、半信半疑で聞いたことを覚えています。
驚くことに、パメラが予想したことは、彼女の予言した頃に本当に起こりました。
予言が当たるなんて信じられませんでしたが、本当に起こったことなので、信じるしかありませんでした。
しかし、時の経過とともに、その未来は途中までは合っていて、その後は全く違う方向に進むようになりました。
私には思いもらない転機が7年後に訪れ、全く他の方向に自らの意志と決断、そして運命の流れによって進むようになったのです。
不思議なもので、以前はスピリチュアリティーなどにあまり関心がありませんでしたが、南の島でシャーマンに出会って以来、不思議なことが続発するようになり、真剣に魂の世界を学ぶようになりました。このような一連の出来事から、パメラが予言した未来は途中から崩れていくことになったのです。
シャーマンと出会った、フィリピン、カミギン島
パメラさんはその時の状況を占ってくれていたので、彼女のリーディングが間違っていたのではないと思います。ただ、世界はいつも動いているので、その時点で占った未来が、私が動き出していくに連れて変化して行ったのだと思います。
このような経験から「未来は変わるし、自分の意志と決断、スピリチュアルな修練を行うことでいくらでも切り開くことができる」と思うようになりました。
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